もう2年前のことになりますが、65歳になる母に勧められて「バッカルファット」の除去手術をしました。
母は50代の時にその手術をうけていて、やっててよかったから、あんたも手遅れになる前にやっといた方がいいよとって!ってことで。。
バッカルファット除去手術って何?
年齢とともに頬がブルドッグのようにたるんでしまう大きな原因、それがバッカルファット。
頬の深い部分にある脂肪の塊のことで、加齢によって下垂するし、顔全体をたるませてしまいます。
よく、いませんか?ブルドッグみたいなたるんだほっぺをしているおばちゃん。このお肉いったいどこから来たんやろ?そう、それがバッカルファット!
若いうちに除去しておくと、ブルドッグ顔予防できます。
顔の中心部がぽっちゃりしてる人、法令線の上や口周りに脂肪が乗っちゃってる人、ブルドック顔を予防したい人、とにかく小顔にしたい人にはかなりおすすめの手術。
手術後2週間はめちゃくちゃ腫れる。
手術直後はこれギャグ?っていうくらいに両頬が腫れました。
下の親知らずを抜いたことがあるのですが、それぐらい腫れたかなぁ。
「親知らず 腫れ」ってgoogleで画像検索すればたくさん出てくるので、腫れ具合はそれを見てください(笑)
ピンポン玉を両頬に入れてるの?っていうぐらい(ほんと、おおげさじゃなく人間の身体ってすごいなぁって思ったほどです)
そんなに仕事を休むことができなかったので、私の場合は「親知らずを両方いっぺんに抜いたの~」ってごまかしてました。
エステティシャンという仕事柄、施術中はほとんどマスクなので、あんまり不便は感じなかったです。
手術は20分くらいで終わりました。
カウンセリングの当日に即手術を希望していたので、簡単な説明をドクターから受けて承諾書やら申込書やらを記入。
洗顔をして手術台にて待機。
洗顔するためのメイクルームに通されるまでに20分くらい待たされました。
待合室は結構オープンな感じで、他の患者さんとも顔を合わせる感じ。
ちょっと恥ずかしいというか、もじもじ・・。
私が行ったときは、待合室に女性のお客さんが3人、男性のお客さん1人いる状態で、「この男の人はどこをお直しするんだろう・・」的なことを考えてたりしました(笑)
もう2年も前のことなのであんまりはっきりとした記憶はないのですが、麻酔注射を口の内側に打って麻酔が効いてきたところで手術開始です。
注射は結構痛かった!
歯医者さんでする注射みたいな感じで、ぐぅーっと奥まで痛みがくる感じ。
しかも、何ヶ所もぶすぶすと刺されて、早く終わらないかなぁー・・・と目をつぶってました。
先生や看護師さんはとっても優しくて「もう終わるからね~頑張ってね~はぃっ!終わり!」って感じ。
バッカルファット摘出手術中は結構きつかった(笑)
口の中を切除して脂肪を引っ張り出すということでしたが、メスで切られた痛みなんかは全くありません。
当然麻酔が効いているので、メスが入っても切られた感は全然ナッシングっ!
スーっとメスが入って、液体がドバドバ出てる感じで「あ、切られたんだな」ってわかるぐらい。
ここまでは痛みも当然なし。
切った後、その切り口をゴソゴソとされました。
先生いわく、「今、脂肪の塊探してるとこだからね~頑張って~」
2~3分ごぞごぞ、「あれ~おかしいなぁ」と先生。
えっ!なんかやばいのかしらとにわかに不安になる私。
私のバッカルファットは普通の人よりも大きかったらしくて、先生かなり手こずってる感が(笑)
「うわっ!これは大きいですねぇ~だいぶ奥の方に入り込んじゃってるのでちょっと引っ張りますね~」と涼しい感じでおっしゃってましたが、めちゃくちゃグイグイ引っ張るわ引っ張るわ・・・・・
グイグイやられまくってそれが結構きつかった・・・痛いというか、肉が剥がされていく感じの気持ち悪さというか鈍い痛み。
イメージ的には、鶏もも肉の脂肪を剥がしていく?みたいな感じなのかも。私は手術中、そんなことをイメージしてました。
「他の人よりもバッカルファットが大きくて奥の方に入り込んでたのでちょっと時間かかっちゃいましたけど、きれいに取れましたよ」と先生が言って下さったときはほっとしました。
「これから半年くらいかけて頬がすっきりしてきますから、楽しみにしておいてくださいね~何か違和感あればすぐ連絡してください」と言ってもらえたのもかなりの安心感でした。
手術後に私が気を付けたこと。
手術直後は口の中の傷口に注意して、最初の1週間くらいは柔らかいモノや水分を中心とした食事をしていました。
あとは、イソジンで口をゆすぎまくりました。
色んな手術体験談を見ていたら、傷口が化膿して大変なことになったとか書いてあるのをみたので、その辺は意識的に頑張りました。
あと、手術直後のケアが後々の仕上がりに影響してくるということだったので、Amazonで購入したフェイスバンドを寝る時と、家にいるときはずっとしていました。
↑こんな感じで(笑
失敗したなぁということが一つあって、ほっぺを冷やしすぎて頬の外側が変な色になったこと(笑)
黄色というか緑というか・・・・なんか変な痣っぽくなってしまって恥ずかしかった。冷やしすぎるのは良くないのかも。
結果的には、バッカルファット除去手術はやってよかったです。
笑うともりっとしていた口横のお肉はなくなった。
顔全体のお肉感がなくなったので、みんなから「痩せたね~」とか「すっきりしたね~」とか「引き締まった?」って言われるようになりました。
ただ、手術をしてみてのデメリットも・・・・それはエラが目立つ!!(焦)
今まで、エラなんて気にしたことがなかった、というかほっぺの肉のせいでエラの存在が隠れていたものが、バッカルファット除去後あらわれてきた(笑)
でもその辺のデメリットを考えてもバッカルファット手術はしてよかったなと思います。
施術クリニックについて
腐女子ちゃんは2年前に大阪の某Gクリニックさんでしていただきました。
カウンセリングは、院長先生本人がしてくださいました。
普通、美容外科だとナースさんとかカウンセラーさんがまずはカウンセリングして、大まかな手術を決めたところで先生に診てもらってさらに詳しくカウンセリングしてもらうってパターンが多いけど、Gクリニックさんは、最初から最後まで院長先生がしてくださいました。
院長先生、ぱっと見はやる気がなさそう(笑)なんか暗い感じだし、大丈夫かなぁとちょっと不安になっちゃった。
でもいろいろと質問したら、きちんとわかりやすく答えてくださったし、イラストを描きながらいろいろと説明してくださったので、なんか本当はいい人なのかもって思い始めてきて、手術はどうしますか?すぐに決めなくても大丈夫ですよ的な言葉を言ってくれたので、あぁなんかこのクリニック、大丈夫そうってことで、その日に手術をしてもらうことに決めちゃった。
いろいろな口コミとか掲示板とか、2chとか見てみると、院長先生結構ディスられてるけど、わたしはそんなに酷くもないのになぁって思った。
まぁ、手術内容とかにもよるんだろうけどけど・・・
手術もわたしのバッカルファットが大きかったからすこし手間取った感はあるけど、仕上がり的には満足してるし、先生は暗めだけど嫌いな感じじゃないし、合う人には合うクリニックなんじゃないかなって思った。
腫れはしばらく続くのでダウンタイムはありますが、1か月くらいで「あれ?顔痩せたかも」って効果を実感できました。(むしろ効果で過ぎてエラとか頬骨が目立っちゃったけど)
同年代の女性や、ちょっと上で40過ぎの女性で頬のお肉が垂れてきて口の横についちゃってる人がいるけど(ブルドッグ顔)わたしはたぶん40過ぎても、絶対そうならないと思う。
だってその部分にお肉ないんだもん。